現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
当初の研究計画の低温部付近の環境雑音モニターに限らず、KAGRA全体の環境雑音モニターと評価・削減まで行うことができた。 また、研究実績の概要に記載した項目のうち(2), (4), (8), およびVirgoでの研究(項目(2), (4)の一部)に関しては、当初の研究計画を超えた成果である。 申請時に計画していた「KEKのテストスタンドにおけるR&D」は、KAGRA実験サイトでの解決が困難な問題が低温部に生じた際の対応であり、実際にはそのような問題は発生しなかったため実施していない。 また、重力波観測データの観測については、十分な観測感度・時間が得られなかったためにバースト重力波探索には至らなかったが、突発性雑音の評価については幾つかの成果(項目(2), (5), (6))が得られている。 上記の理由におり、本研究の進捗状況は当初の計画以上に進展していると言える。
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