研究課題
2019年度は、フレイルの関連要因について地域別に検討をおこなった。そして、各地域に共通する要因(e.g. 加齢)と地域特有の要因(e.g. 大都市部における独居)があることを報告した(Abe et al., Int J Environ Res Public Health, 2019)。その他に、高齢者の健康行動とフレイルについての論文を2編執筆し国際誌に投稿した(そのうち1編は2020年度初頭に採択:Abe et al., Maturitas, 2020)。また、本年度後半からは海外の研究機関にて研究課題を遂行し、建造環境とフレイルとの関連性についての研究を進めた。
1: 当初の計画以上に進展している
研究自体は計画通りに進行している。当初は2地域を対象に研究を実施する予定であったが、別の3地域から得られたデータを追加することが可能となった。それに伴い、分析の幅が広がった。
計画では前年度に引き続き海外にて研究を進める予定であったが、Covid-19の影響でそれが困難な状況となった。特に建造環境に関する部分での研究課題遂行に影響が出る可能性がある。海外のチームと適宜オンラインミーティングを実施することで、当初の計画に近い形で研究課題を進める予定である。その他、すでに手元にあるデータに関しては、引き続き分析作業を進めていく。
すべて 2020 2019 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (14件) (うち国際学会 5件)
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