研究課題/領域番号 |
19J11588
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
澤井 未緩 大阪大学, 人間科学研究科, 特別研究員(DC2)
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研究期間 (年度) |
2019-04-25 – 2021-03-31
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キーワード | 部落問題 / 同和教育 / ポスト同和対策事業特別措置法 / ライフヒストリー |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、同和対策事業特別措置法が失効したあとの同和教育に焦点を当て、部落出身の当事者生徒が同和教育実践な中でどのような経験を有しているのか、またその経験を有した当事者生徒が卒業したあと、社会でどのような経験をしているを明らかにするものである。 今年度の本研究では、同和教育を積極的に行っている高等学校に参与し、当事者生徒と非当事者生徒のかかわりの中で、部落問題の捉え方にどのような変容をもたらすかに注目した。報告者は調査対象校において英語科の非常勤講師として勤務しているため、生徒や教員へのインタビューを円滑に行うことができた。 卒業生へのインタビューと、データの分析は次年度以降に行う予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
予定通り、調査対象校で勤務を続けている。勤務校での人間関係も良好で、参与観察に加えインタビューも実施できたため。
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今後の研究の推進方策 |
研究計画の変更や研究を遂行する上での問題は特にない。引き続き、調査対象校での勤務を続け、生徒へのインタビュー、教員へのインタビュー、授業やイベントへの参与観察を実施する。
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