コロナの影響で予定通り海外調査を遂行することは困難であると判断し、研究期間(および研究奨励金)は一時中断したが、国内で可能な研究を少しでも進め、海外に行けるようになった際にはいつでも行動できるよう研究費(特別研究員奨励費)はつけたまま保留としていた。しかし、コロナが収束せず、更に感染が拡大したため、経費の執行をしないまま繰越せざるを得ない結果となった。 県を超えた移動が制限されていたため、所属大学の図書館を利用し文献調査を行った。また、早稲田大学會津八一記念博物館や町田市立博物館など、都内で東南アジアの美術・考古資料を所蔵する博物館で資料調査を行うなど、国の要請の範囲内で研究活動を遂行した。
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