研究課題
疾患特異的iPS細胞を用いたSBMAの神経・筋病態モデル構築のため、(a)SBMA疾患特異的iPS細胞から骨格筋への分化誘導と病態解析、(b)iPS細胞由来運動ニューロンと骨格筋を用いてSBMAの神経・筋病態の再現を行った。その結果、表現型の一部を捉えることに成功した。また、NMJ機能評価システムの構築に成功し、SBMAの神経・筋シナプス機能異常の評価に応用できると考えられる。
2: おおむね順調に進展している
iPS細胞由来運動ニューロンと骨格筋の共培養系を確立し、NMJレポーターにより神経筋接合部の形成をリアルタイムに可視化できた。また、SBMA患者及び健常者由来iPS細胞から分化誘導した運動ニューロンと骨格筋を共培養することにより、表現型の一部を捉えることに成功した。さらに、神経・筋シナプス機能評価システムを構築でき、概ね順調に進展していると考えられる。
SBMA患者及び健常者由来iPS細胞から分化誘導した運動ニューロンと骨格筋を共培養し、病態解析を進めていく予定である。
すべて 2020 2019
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)
Mol Brain
巻: Feb 19 ページ: 13(1):18
10.1186/s13041-020-0561-1.
Neurosci Res.
巻: Jan 31 ページ: 30043-2
10.1016/j.neures.2020.01.015.
Cell Rep.
巻: Jan 28;30(4) ページ: 1195-1207
10.1016/j.celrep.2019.12.064.
BioChip Journal
巻: Jun 13 ページ: 127-132
10.1007/s13206-018-3202-3
PLOS ONE
巻: 14(8) ページ: e0221440
10.1371/journal.pone.0221440. eCollection 2019.