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2020 年度 実施状況報告書

意識の道徳的重要性の学際的研究

研究課題

研究課題/領域番号 19K00016
研究機関埼玉医科大学

研究代表者

種田 佳紀  埼玉医科大学, 医学部, 講師 (40610324)

研究分担者 佐藤 亮司  東京都立大学, 大学教育センター, 准教授 (90815466)
林 禅之  埼玉医科大学, 医学部, 助教 (90846867)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード意識レベルの分類 / 道徳的地位
研究実績の概要

2020年度は、従前より、2020年8月に予定していたオックスフォード大学でのワークショップを開催する準備を進めていたが、2020年6月頃に先方の大学より、Covid-19の感染拡大状況が見通せず、実施が難しいとの返事があった。
オンライン実施の可能性も検討されたが、イギリス側がロックダウン等の可能性があること、またワークショップ実施に際して、双方で重要視していた、対面での実施による若手研究者同士の交流の促進がオンラインでは難しいことから、一度延期をすることとした。
その後、オンライン学会での成果報告は出したが、当初の予定を見直す必要に迫られている。
一方、2021年夏にオックスフォード大学に留学する予定の日本人若手研究者を交えてのオンライン勉強会を始め、2021年度以降の実施のための準備を進めている。また、本研究と隣接する研究では、本研究の研究実施者での翻訳書(J. Hohwy著『予測する心』)の出版がされた。こうした研究活動のなかで、意識レベルの分類の再検討や、意識レベルと知覚の関係の再検討は進められている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

研究実績の概要にも記した通り、Covid-19の影響は大きく、人事交流も含めたオックスフォード大学とのワークショップを開催できなかったことは痛恨の極みである。

今後の研究の推進方策

研究実施の概要に記した通り、2021年度以降のワークショップ実施を見据えて、先方とは定期的に連絡をとり、またワークショップに興味のある日本人研究者とのオンライン勉強会を拡充実施している。これにより、従前に計画していたよりも多くのメンバーの参加できる、学際的なワークショップを実施できる可能性が高いと思われる。ワークショップが延期になったことを奇貨として、より充実したワークショップを実施したい。

次年度使用額が生じた理由

研究計画の概要に記した通り、本来実施するはずだったオックスフォード大学でのワークショップが中止となり、旅費の使用がなくなってしまった。2021年度以降での実施を見据えて、旅費分を繰り越しておくこととしたため、繰越額が大きくなっている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 苦しみと意識2020

    • 著者名/発表者名
      林禅之
    • 学会等名
      哲学会第59回研究発表大会

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公開日: 2021-12-27  

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