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2023 年度 研究成果報告書

形式主義の哲学の新展開:竹内外史の論理哲学の解明を通じて

研究課題

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研究課題/領域番号 19K00022
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分01010:哲学および倫理学関連
研究機関早稲田大学

研究代表者

秋吉 亮太  早稲田大学, 高等研究所, その他(招聘研究員) (20587852)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード数学の哲学 / 論理学 / 証明論 / 京都学派 / 西田幾多郎 / 自己 / デジタルツイン / 志向性
研究成果の概要

本研究の目的は、日本が産んだ戦後最大の論理学者である竹内外史の論理哲学にアプローチすることで、 形式主義の新たな側面に光を当てて解明することである。これまでは竹内はもっぱら数学者として扱われてきたが、本研究によって、西田幾多郎に代表される京都学派の哲学との繋がりが明らかになってきた。また、竹内の順序数の整礎性証明を整理して再構成するという論理学的な成果も得られた。関連して、戦後の証明論を代表するフェファーマンとの比較研究を進めることができた。予想外の副産物としては、東洋的な自己の哲学をデジタルツインの哲学や論理学に応用する研究も進めることができた。

自由記述の分野

数学・論理学の哲学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究によって、戦後最大の論理学者である竹内外史の論理哲学と西田幾多郎に代表される京都学派の哲学の繋がりが明らかになってきたことで、形式主義の新たな側面に光を当てることができた。これは、数学・論理学の哲学の新たな方向性を指ししており、西洋哲学と東洋哲学の新たな接点を提供する意義ももっている。また、デジタルツインの研究は、東洋的な自己観の応用哲学へのさらなる適用可能性を意味している。

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公開日: 2025-01-30  

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