研究課題/領域番号 |
19K00030
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
池田 丈佑 富山大学, 学術研究部教育学系, 准教授 (50516771)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | グローバル倫理 / 国際関係論 / 難民 / 国内避難民 / 強制失踪 |
研究実績の概要 |
2022年度も、過年度に続きコロナ禍の影響で海外調査が実現できないまま年度を終えることとなった。スリランカについては政情が安定せず、一方でインドとバングラデシュについても海外渡航による調査は不可能であった。全体として今年度は研究進捗が停滞した。ただし研究については、一部が2023年夏に刊行される『平和学事典』(丸善出版)に反映されて公刊される。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
コロナ禍(インド、バングラデシュ)と、現地政情(スリランカ)が続き、海外調査が遂行できなかったためである。
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今後の研究の推進方策 |
ここ数年海外調査ができなかった状況であるが、コロナ禍の緩和に伴い改善されている。このため、23年度はインドについて海外調査を実施する。あわせて、「外在的限界」に関するフレームワークの作成を進め、これについては国内学会での報告をめざす。
なお本研究の代表者は23年より、本研究の続編となる研究課題として基盤Cの助成をえた。本研究では難民・国内避難民に関する倫理の「限界」を析出し、後者では倫理学に基づいてこの「限界」を越えうる視点を構築することが課題となる。共に理論構築と現地調査を併行させるスタイルで推進する。
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次年度使用額が生じた理由 |
海外調査が実施不可能であったため、本研究課題を1年延長することとした。1年先送りにした格好になるため、次年度は海外調査で必要となる旅費が主なものとなる。
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