研究課題/領域番号 |
19K00074
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01020:中国哲学、印度哲学および仏教学関連
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研究機関 | 筑紫女学園大学 |
研究代表者 |
川尻 洋平 筑紫女学園大学, 文学部, 准教授 (70712206)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 再認識派 / 『主宰神の再認識反省的考察注』 / 『アンヴァヤディーピカー』 / アビナヴァグプタ / ナーターナンダ / カルナータカ |
研究成果の概要 |
カシュミールで発達したシヴァ教再認識派の神学体系が、南インドでどのように受容されたのかを明らかにした。南インドで著されたシヴァ教神学文献は多くが未出版であるため、それらの写本を蒐集し、電子テキストを作成した。そして、南インドで著された再認識派文献の注釈の著作背景や特徴を明らかにすることによって、南インドの社会状況や南インドの学匠の間で共有されていた情報を明らかにすることができた。
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自由記述の分野 |
インド哲学、インド仏教学、シヴァ教
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
『反省的考察注』や『アンヴァヤディーピカー』などの従来の研究に利用されていない資料を多く用いた点に意義がある。そして、カシュミールから伝えられた再認識派文献に対して南インドで著された諸注釈に見られる再認識派神学体系の理解を検討し、それらの諸注釈に引用される文献群を網羅的に調査することを通じて、当時の南インドの社会状況や南インドの学匠に共通する知的背景を明らかにするための一資料を提供できた。
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