研究課題/領域番号 |
19K00092
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01030:宗教学関連
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研究機関 | 佛教大学 |
研究代表者 |
斎藤 英喜 佛教大学, 歴史学部, 教授 (40269692)
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研究分担者 |
中嶋 奈津子 佛教大学, 総合研究所, 特別研究員 (50772555)
八木 透 佛教大学, 歴史学部, 教授 (70200475)
星 優也 池坊短期大学, その他部局等, 講師(移行) (50850583)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 神楽史 / 歴史 / 地域 |
研究成果の概要 |
神楽の中世的展開とその変容をテーマとした本研究は、とくに「中世神楽」のあらたな探求とともに、それが近世、近代へとどう展開、変貌していくか、という問題を深めることができた。その研究成果は、研究分担者の八木透、星優也との共編『歴史と地域のなかの神楽』(法蔵館)としてまとめ、2023年4月に刊行した。 研究代表の斎藤は、「序──神楽研究、さらなる深化のために」という総論と、「折口信夫の「神楽」研究・再考──「鎮魂術」をめぐって」の論文で古代から中世、近世、近代の神楽史の構想を論じた。とくに「神楽史」という視点から、歴史と地域における神楽の研究の新しい議論が始まるものと思われる。
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自由記述の分野 |
民俗学、宗教文化論
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果としてまとめた『歴史と地域のなかの神楽』によって、これまでの古代や中世を「本質」として捉える神楽研究にたいして、歴史や地域のなかで神楽がどのように展開、変貌するかを具体的に明らかにしたことの学術的意義は高い。また上記の研究成果は、学術研究者のみならず、広く「神楽愛好者」にも読まれ、すでに重版の予定も入った。本研究の成果は、列島各地に展開する神楽を理解するうえでの社会的な意義は高いもののと思われる。今後は、学術研究者だけではない、多くの神楽に関心をもつ人々との社会的な提携などの可能性も探りたい。
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