研究課題/領域番号 |
19K00124
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01040:思想史関連
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研究機関 | 同朋大学 |
研究代表者 |
脊古 真哉 同朋大学, 仏教文化研究所, 客員所員 (20448707)
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研究分担者 |
曽根原 理 東北大学, 学術資源研究公開センター, 助教 (30222079)
黒田 龍二 神戸大学, 工学研究科, 名誉教授 (40183800)
藤井 由紀子 同朋大学, 仏教文化研究所, 所員 (40746806)
上島 享 京都大学, 文学研究科, 教授 (60285244)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 神仏交渉 / 鎮守神 / 伽藍神 / 護法神 / 修正会 / 田遊び / 田楽 |
研究成果の概要 |
4年間にわたって東海地方・近畿地方をはじめとする各地の寺院・神社・仏堂での行事・儀礼・芸能を調査してきた。それぞれの行事の中での神の位置付けについて比較検討してきた。特に新春行事として実施されることの多い田遊び(水田稲作の予祝儀礼)について多くの事例について調査することができた。 また、各地の行事等に関する文字史料についての調査も多く実施することができた。あわせて行事の伝承者からの聞き取りを行い、それぞれの行事・儀礼・芸能に関わる神についての過去と現在に関しての多くのあらたな知見を得ることができた。
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自由記述の分野 |
日本宗教史・民俗宗教研究
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の研究は、2020年度以降、新型コロナウイルス感染症の流行により、当初予定していた調査・研究が実施できない状況が出来することとなった。一方、このような状況であるからこそ、行事・儀礼・芸能の変容と継承といった問題を、通常では顕在化しないレヴェルで観察・調査することもできた。なぜ、行事・儀礼・芸能は創められ、廃絶し、変容するのかと、いった事象をより鮮明に観察することも可能であった。そして、そこでの神のあり方をあらためて問い直すことができた。
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