今後の研究の推進方策 |
渡航制限が解除されるまでは、2019年6月のニューカッスルでの調査で入手した資料の整理・分析・考察に努める。2020年度入手した国内の資料については、既に研究紀要論文および国内学会口頭発表で公開したことに加筆修正を行い、学術論文にまとめ関連学会学会誌に投稿する。 一方、パンデミック中は、Web会議システム等で、海外研究者との情報や意見交換が可能となった。それを通して情報収集に努め、渡航制限解除後、短期集中的に効率よく調査が進むよう計画し、9月以降の海外調査再開をめざす。尚、2021年10月からは、ハミルトンと共同制作を行ったジョン・マクヘイルのアーカイブを有する英国美術センター(Yale Center for British Art,USA)での調査、2022年1月からは「ハミルトンの美術教育」、「デュシャンの受容」についての一次資料を有する研究機関(Tate Archives, National Art Library, UK)での調査行う計画である。
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