研究課題/領域番号 |
19K00258
|
研究機関 | 武蔵野美術大学 |
研究代表者 |
今岡 謙太郎 武蔵野美術大学, 造形学部, 教授 (30277777)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
キーワード | 三代目桂文治の事績 / 江戸における桂文治の継承 |
研究実績の概要 |
研究課題である江戸文治の事績について、三代文治の寄席芸史上の位置付けをかなりの部分まで明らかにしえた。 一方その名跡を継承した四代目、五代目文治の事績、特に五代目文治については位置付けを明確にしたとは言い難い面がある。 また一方、江戸文治の一門(門弟)についての実態解明について、ある程度の進展は見られたものの、さらなる解明が必要な状況といえる。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
申請後に起きたコロナ禍により、特にデータ入力・整理の面で遅滞をきたしている。
|
今後の研究の推進方策 |
コロナ禍がいくらかおさまりを見せた現況において、滞っていたデータ入力・整理を完了させ、研究を推進させる。 特に四代目、五代目文治に関する資料データの整備を推進する。
|
次年度使用額が生じた理由 |
1:コロナ禍という状況下において、当初予定していたデータ入力、整理が全く行えなかった。 2:同じくコロナ禍のため、予定していた調査の進行が遅れた。
コロナの治まりつつある現在、データ入力、整理面でこれまでの遅れを取り戻すことを予定している。具体的には入力・整理のため新たな機材を導入し、入力・整理の人員を確保する。
|