研究実績の概要 |
本研究は,電子音響音楽を上演するのに用いられるアクースモニウムの演奏を録音,フェーダ操作のデータ,映像を同期収録し,データベースを構築して公開することにより,アクースモニウム演奏とその教育,研究の発展に寄与することを目的とする. 2022年11月情報処理学会 第32回 デジタルコンテンツクリエーション研究会において,“アクースモニウム演奏記録システムの開発と演奏データアーカイブの構築“を口頭発表した.また,その研究報告書が発行された. 2022年12月8-11日 広島市東区民文化センターに開催されたメディアアート展 カメラオブスクラ16において8chのアクースモニウム再生装置を設置して牛山,落,平野の作品を他の映像作品ともに展示した. 2023年3月11日~18日同志社女子大学にて,フランスの共同研究機関であるソルボンヌ大学音楽学研究所(IREMUS)のピエール・クープリ教授,Motus Compagnie musicaleのナタナエル・ラボワソン氏,オリビエ・ラマルシュ氏を招き,「アクースモニウム演奏法」講演・デモンストレーション,「アクースモニウム演奏の記録再生ソフトウエアMotusLab Tool とデバイスのシステム構成の紹介、デモンストレーション」,「アクースモニウム演奏の記録再生ソフトウエアMotusLab Tool を用いたアクースモニウム演奏の分析方法」,MotusLab Tool によるアクースモニウム自動演奏デモンストレーションを行なった. 3月15日18日に同志社女子大学K123練習室において関西の音楽家5人の演奏を新たに収録した.
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