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2023 年度 研究成果報告書

中世・近世前期における九条家の蔵書の生成とその変遷

研究課題

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研究課題/領域番号 19K00334
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02010:日本文学関連
研究機関鶴見大学

研究代表者

石澤 一志  鶴見大学, 文学部, 非常勤講師 (30507752)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード中世文学 / 近世文学 / 書誌学 / 文献学 / 九条家 / 文庫研究 / 伝本研究 / 諸本研究
研究成果の概要

九条家旧蔵本の博捜調査を行った。九条家旧蔵本は、各所蔵機関にある程度まとまって分蔵されている。それらの実態調査を行うとともに、目録売立その他により売却されたものは、散佚・散在しており、それらを出来うる限り発見し、情報を収集した。
今回、新たに九条家旧蔵であることが判明した典籍があり、それらのいくつかを鶴見大学図書館に収蔵した。今後は、散在する九条家旧蔵本の情報収集を継続するとともに、個々の伝本の書承および収蔵の伝来関係を調査することで、九条家蔵書の形成と分散流伝の様相を明らかにする作業を継続する必要があることを確認した。

自由記述の分野

日本文学

研究成果の学術的意義や社会的意義

五摂家の一つで、日本の中世近世の歴史文化に於いて需要な役割を果たした九条家の蔵書の実態の様相を明らかにした。九条家の蔵書は、他の蔵書および各作品の書承に関して重要な地位を占めており、それらの伝来の一端を明らかにした。
中世成立の作品が近世を通じて書写継承され、それらが近代以降、巷間に流出し、中世近世日本の歴史文化の内実を考究するための重要な資料と手がかりを示した。

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公開日: 2025-01-30  

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