この研究の主要な成果は「Japan on the Jesuit Stage: Two 17th-Century Latin Plays with Translation and Commentary」と題して出版された単著書である。この著書で研究代表者はコブレンツで1625年に、またミュンヘンで1665年に作成・上演された2点の日本関係ラテン語劇の文献学的に正確な校訂版を完成させた。また校訂版にはラテン語原文だけでなくその英語訳、および英語の解説・注釈も付随しており、これら作品の歴史的・政治的・社会的・教育的・文化的背景を説明している。また他にも研究期間中複数の研究報告や論文を発表した。
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