研究課題/領域番号 |
19K00537
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
中島 亜紀 (西岡亜紀) 立命館大学, 文学部, 教授 (70456276)
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研究分担者 |
岩津 航 金沢大学, 歴史言語文化学系, 教授 (60507359)
戸塚 学 武蔵大学, 人文学部, 准教授 (70633014)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 福永武彦 / 世界文学 / 堀辰雄 / ボードレール / フィクション / 形式 / ネットワーク / 20世紀小説 |
研究実績の概要 |
2022年度における全体の活動では、報告書を兼ねた『年報・福永武彦の世界』第6号を刊行した。代表者西岡×研究協力者故・山田兼士×分担研究者岩津の鼎談、協力者近藤圭一による加賀乙彦インタビュー、戸塚の論文、岩津のエッセイ、山田の遺稿、西岡の書評(再録)ほかを収録し西岡が責任編集し刊行、発送を行った。上記の年報の寄稿を除く2022年度のメンバーの業績は以下。代表者西岡は、関連図書2件への寄稿(1件刊行、1件脱稿)、招聘講演1件を行い、文芸創作の教科書の執筆を進めた。口頭発表では、「言語表現メディア研究会」の〈チカラプロジェクト〉の第2回講演会、第3回ワークショップを企画運営した。分担研究者の岩津は、論文1本、エッセイ2本の執筆、戸塚は論文2本、学会発表1件を行った。 期間全体(4年間)での実績は以下。①全体での報告書『年報福永武彦の世界』5号(2020)、6号(2023)の刊行と関係機関・研究者への発送。②①収載記事以外で、代表者西岡は図書の分担執筆3本、論文・書評を3本、スイスでの国際学会含む招聘講演を4件、社会人講座を1件、学会のシンポジウムの取りまとめ1件、書評発表1件を行った。研究分担者・岩津は、単著1件、『草の花』仏訳書1件、論文3本、エッセイ3本、トゥ―ルーズ大学ほか招聘講演2件、研究分担者・戸塚は、図書の分担執筆2件、論文14本、国内の学会における講演2件等、それぞれ成果還元を行った。③西岡は2020年に表現に関わる研究者・演者・学生が立場や年齢を越えて交流する研究会「言語表現メディア研究会」を立ち上げ、2023年3月までに研究者、プロデューサー、詩人、声優、俳優などのプロを招いた公開イベント〈チカラプロジェクト〉を3回、講演会・勉強会を8回開催。④2019年の「加藤周一生誕100周年記念シンポジウム」における池澤夏樹の招聘費の提供。
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