言語の多様性のありさまと変化のプロセスについて分析追求するために、多様な言語データを地図化し、関連する分布を総合・比較した。①『アジア言語地図』における「太陽」の分布について発表した。②『アジア・アフリカ言語地図』において「キョウダイ名」を担当した。個別の体系に割り当てる記号の提案を行うとともに、日琉諸語の地図化を行った。アジア・アフリカにおける体系別の分布について解釈を行った。③新潟県における形容詞の特殊形式(例:「赤い」アーケ)に注目し、各種方言資料を基に地図化し解釈を行った。④裂き織りの名称と指示物について、方言資料や民俗資料を基に地図化し、分布の生成過程について考察した。
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