研究課題/領域番号 |
19K00602
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
加藤 高志 名古屋大学, 人文学研究科, 准教授 (20377766)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | ラオス / 危機言語 / チベット・ビルマ |
研究実績の概要 |
研究代表者は、ラオスにおいて、チベット・ビルマ系の危機言語であるポンセット語、ムチ(ワニュ)語、そしてポンセット語の周辺で話されている多数派言語であるアカ・ヌクイ語の調査を行った。調査地はラオスのポンサーリー県である。調査は、2019年8月に22日間行った。 ポンセット語については、未調査の1名の話者に対して調査を行った。他の話者で収集済みの303項目の語彙のチェックを行いつつ、303項目からなる語彙調査票を用いて語彙調査を行った。加えて、866項目からなる語彙調査票を用いて語彙調査を行った。さらに、基礎的な文法調査票を用いて文法調査を行った。 ムチ(ワニュ)語については、未調査の2名の話者に対して調査を行った。話者Aに対しては、他の話者で収集済みの303項目の語彙のチェックを行いつつ、303項目からなる語彙調査票を用いて語彙調査を行った。加えて、基礎的な文法調査票を用いて文法調査を行った。話者Bに対しては、他の話者で収集済みの303項目の語彙のチェックを行いつつ、303項目からなる語彙調査票を用いて語彙調査を行った。加えて、866項目からなる語彙調査票を用いて語彙調査を行った。あわせて、他の話者で部分的に収集済みの語彙のチェックも行った。 アカ・ヌクイ語については、未調査の1名に対して調査を行った。他の話者で収集済みの303項目の語彙のチェックを行いつつ、303項目からなる語彙調査票を用いて語彙調査を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症の流行により、2020年3月に予定していた現地調査を行うことができなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
ラオス側のカウンターパートと連絡を密に取り、新型コロナウイルス感染症の流行に関する最新の情報を入手するように努める。現地調査が可能になれば、ただちに調査を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウイルス感染症の流行により、2020年3月に予定していた現地調査を行うことができなかったため、次年度使用額が生じた。新型コロナウイルス感染症の流行状況が改善され、現地調査が可能になれば、ただちに調査を行うが、その際、調査の回数、日数を増やすことが可能であれば、そのようにする予定である。
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