研究課題/領域番号 |
19K00608
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02060:言語学関連
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
包 聯群 大分大学, 経済学部, 教授 (40455861)
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研究分担者 |
呉人 徳司 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (40302898)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | ダグル語 / 危機言語 / 言語接触 / 言語変異 / 言語シフト / 混合言語 / コードスイッチング / モリンダワ |
研究成果の概要 |
本研究は、中国内モンゴル自治区モリンダワダグル族自治旗におけるダグル語の調査を実施し、その実態を明らかにした。社会言語学の視点から調査を行い、今まで明らかにされていなかった言語接触、言語変異や言語使用の実態を解明した。また会話データや民話などを収集し、言語の音韻的特徴、文法要素の借用、コード切り替えとコード混合の現象、中国語や満洲語から語彙を借用している特徴などを明らかにした。さらに若年層の言葉に変化があることもわかった。
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自由記述の分野 |
人文学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
モリンダワのダグル語の研究をすることによって、言語接触による言語変異の実態が解明され、東アジア地域における言語接触による言語変異データの不足を補うことができ、理論的枠組の再構築に事例を提供できた。 ダグルの若者が自分の言語が危機的にある実態を知ることによって言語の保護や継承に努め、それに誇りを持ち、地域共生社会の構築につながると言える。
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