今回の「英米演劇の対話の文体分析と精緻化コーパスの作成」において、次の3つの点を中心に取り組むことで、コミュニケーションにおける発話者のメッセージの効果的伝達に関する台詞の文体分析を更に発展させていけるようにした:(1) Eugene O’Neillの50作品のコーパスに談話情報を付加した精緻化コーパスを作成し台詞の文体研究を発展させていく[比較のための同時期の作家のコーパスも作成予定];(2) 談話情報のマークアップ作業の自動化プログラムの開発;(3)劇作家のアイデアノートやマニュスクリプトを調査・分析を通した創作過程において台詞に施された言語的工夫のプロセスの検証
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