研究課題/領域番号 |
19K00746
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
宮崎 里司 早稲田大学, 国際学術院(日本語教育研究科), 教授 (90298208)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 外国人介護従事者 / 特定技能 / 留学生 / 日本語教育 |
研究実績の概要 |
当該科研について、介護施設(主に、特別養護老人ホーム)で就労する、外国人介護従事者の現場参観ならびに、研修担当者(施設長やケアマネージャー)による研修内容の聞き取りを、月に1~2回、定期的に行っている。介護現場の視察としては、千葉県君津市にある、社会福祉法人志真会夢の郷を主な現場とし、タイ、ベトナムを中心とした、留学生や特定技能の在留資格を持つ外国人のインタビューなどを行っている。 なお、研究成果の発信については、学内および学外の関連学会・研究会(「看護と介護の日本語教育研究会」など)で発信予定であり、報告書や研究発表も準備している状況である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
ここ数年続いていたコロナ禍の影響のため、予定されていた入国者ご揃わなかったり、現場の日本人研修担当者が繁忙のため、面談の時間が取りにくいといった事情などが重なっているため、データの収集が、やや遅れているが、2024年度になってから、状況は好転している。
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今後の研究の推進方策 |
引き続き、データ収集に努めるが、育成就労制度が導入される制度変更も予想されるため、外国人介護従事者の採用について、当該の社福の方針も転換される見込みがあり、どのように、継続的な受け入れを続けていくのかを見極める必要がある。
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次年度使用額が生じた理由 |
予定されていた学会や研究会がオンライン開催になったり、外国人介護従事者や研修担当者の対面による面談も、新型コロナやインフルエンザ等の疾患で、キャンセルになったケースがあったため。
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