• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

図画工作科との連携による外国語教育授業における児童の発達に関する研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K00760
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02100:外国語教育関連
研究機関同志社女子大学 (2023)
広島大学 (2019-2022)

研究代表者

岩坂 泰子  同志社女子大学, 現代社会学部, 教授 (80636449)

研究分担者 吉田 達弘  兵庫教育大学, 学校教育研究科, 教授 (10240293)
竹内 晋平  奈良教育大学, 美術教育講座, 教授 (10552804)
藤井 康子  大分大学, 教育学部, 准教授 (10608376)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード初等外国語 / 図画工作 / 連携 / 社会文化理論 / マルチモダリティ / 言語意識
研究成果の概要

前半は、理論構築を試みた。成果は、岩坂らによる口頭発表(2019)及び分担者藤井康子氏との協働実践を口頭発表(2019(2本), 2020)と論文(2021, 2022)で発表した。岩坂の博士論文(2022)では独自の理論を整理し、その枠組みに依拠してこれまでの協働実践事例を考察した。
後半は、統合理論に依拠した小学校全ての学年の発達段階に応じた内容の授業を計画実践した。実践の成果は、報告書として取りまとめ、分担者らと共に実施した学校関係者及び研究者に向けた報告会(2024.2.17)で配布した。総括として、投稿した論文は、『関係性の教育学会』 Vol.23(2024)に採択された。

自由記述の分野

初等外国語教育

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果の学術的意義及び社会的意義は、言語と非言語を別々のものとしてではなく、お互いに補完し、相乗的に個人の能力を引き出すものと捉え、マルティモダリティという理論を基盤とした統合理論を打ち立てたことにある。外国語という言語知識が母語による教科に比べてかなり少ない教育活動を行う際、言語によるパフォーマンスに注目するだけでなく、非言語によって発現される言語意識向上の過程や実態を分析、考察の射程に含めることによって、学習者の意図をより正確に捉えることに成功し、結果として学習者の学習に対する動機づけに対するアプローチが可能となるという教育的示唆を得られたことは成果として特筆すべきであろう。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi