研究課題/領域番号 |
19K00768
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研究機関 | 名桜大学 |
研究代表者 |
渡慶次 正則 名桜大学, 国際学部, 教授 (20389620)
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研究分担者 |
Fewell Norman 名桜大学, 国際学部, 教授 (20577994)
天願 健 名桜大学, 国際学部, 教授 (40449963)
玉城 本生 (タマキモトイク) 名桜大学, 公私立大学の部局等, 助教 (60804680)
タン エンハイ (タンエンハイ) 名桜大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (70804649)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 英語教員養成 / オンライン研修 / 小学校英語教員研修 / 教室英語 / ブレンディド方式 |
研究実績の概要 |
1.小学校英語授業を観察し、授業の構成や使用される教室英語表現、teacher talkなどについて情報を収集した。具体的には4クラスを授業観察し、日時と学年は2019年7月8日に小学校6年生、同年12月2日に小学校3年生と6年生、2020年2月6日5年生である。 2.英語教員に求められる教室英語と音読能力の調査を行った。2019年10月から2020年2月まで大学英語教員養成課程の学生(n=17)を対象に教室英語・音読能力育成プログラムを実施した。プログラムの成果について、教室英語使用の事前・事後自己評価値、模擬授業ビデオ録画の自己分析記述文、事前・事後音読録音データの測定値を用いて分析と今後の調査への示唆を学会で口頭発表を行い、学術論文としてまとめた。 3.小学校および中学校英語担当教員を対象に研修を行い、現場教員の実態やニーズを把握した(実施日:2019年7月26日、2019年8月21日、2019年8月22日) 4.研究情報交換会を開催し、研究代表者、研究分担者、研究協力者6名が参加し、研究の進捗状況、研究の協力依頼、予想される問題等について情報交換を行った(2019年8月12日、2020年3月27日)。 5.研究協力業者との研究推進の打ち合わせを行った(レア・ジョブ社 (オンライン英会話企業)と2020年1月30日に対面で打ち合わせ、Global8社(OPIcテスト企業)をEメールを通して頻繁に打ち合わせを行った)。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
1年目は実際の小学校英語授業の観察、教室英語や授業での英語教師の話し方(teacher talk)の文献調査および基礎調査、2020年のオンライン研修に向けての準備、現場教員の実態やニーズの収集である。十分とは言えないが計画通り進んでおり、2020年度は小学校オンライン研修の募集要項を発送し、応募を受付中なので、おおむね順調に進展している。
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今後の研究の推進方策 |
2020年9月から2021年1月まで5か月間、オンライン英語スピーキング研修と対面研修を実施し、その効果や問題点について情報を収集し、分析を行う。具体的に次の日程で取り組む。 1.沖縄県小学校英語教員対象オンライン研修の募集(6月1日から7月10日まで) 2.小学校英語教員オンライン研修の事前研修と事前英語スピーキングテスト(OPIc)(8月5日) 3.小学校英語教員オンライン研修(2020年9月1日~2021年1月31日まで) 4.小学校英語教員対面研修(9月、10月、11月、12月、1月、計5回)と事後英語スピーキングテスト(OPIc)(2020年1月月30日)
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次年度使用額が生じた理由 |
オンライン英会話業者との打ち合わせ旅費については、新型コロナウイルス感染拡大のために、2020年度に延期した。また、小学校英語授業観察も同様に、新型コロナウイルス感染拡大のために縮小されたために、2020年度に持ち越す。備品については、2020年度の小学校英語教員対面研修に用いるために、購入を持ち越した。
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