研究実績の概要 |
①データ件数の大幅な拡大と各種OSでの使用が可能なアプリの構築 東京都江東区と東大阪市の公立中学校の協力を得て、コミュニケーション活動後に生徒に英語で表現したいと思ったことを日本語で書いてもらい、英語母語話者と日本人英語教師とで英訳作業を行い、日英パラレルコーパスEasyConcを構築した。EasyConcのデータ部分は、4,913件の日本語の質問とその英訳で構成されている。日本語、英語、文法標識による検索、トピック、学校種(中高大)の検索機能を追加し、iOS用に、EasyConc for iPhone1.9.fmp12、EasyConc for iPad2.6.fmp12、Windows用には、EasyConc5.5.xlsm、EasyConc_tagged3.4.xlsm、Chromebook用として、 EasyConc for Chromebook1.4、またAccess用に、EasyConc 1.4.accdbを開発した。各OSに対応するアプリの開発により、各学校の使用機種による活用が可能である。 ②EasyConcについて、学会発表等で研究成果の発表、またホームページを通して広報活動の実施 全国英語教育学会(8月7日)では、「発信語彙の定着を促すICT教材―EasyConc for FlashCard.fmp12とBingoSheet for FlashCard.xlsmの開発と活用」と題して発表。玉川大学英語教育セミナー(8月21日)では、「小中高大連携に基づく英語ICT教材の開発―日英パラレルコーパスEasyConcの開発と活用について」と題して発表。ホームページでは、EasyConc(https://sites.google.com/view/easyconc/)を開設し、中高の英語教師や生徒がアプリをダウンロードし、授業で活用することができる。
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