研究課題/領域番号 |
19K00776
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研究機関 | 京都文教大学 |
研究代表者 |
陸 君 京都文教大学, こども教育学部, 教授 (40351374)
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研究分担者 |
西本 有逸 京都教育大学, 教育学部, 教授 (10335309)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 英語教育 / 小学校英語 / 専科教員養成 / 初任教員研修 / 日中の英語教員養成比較 |
研究実績の概要 |
今年もコロナの影響で、上海への現地調査が出来ず、予定した研究が依然難しい状態になっています。
研究代表者は、中国と日本に関する英語教育と教員養成の資料や論文データをオンラインで収集しました。また、国会図書館へも足を運び、特に日本の大学にある教育学部の先生たちが書いた、小学校における英語教員養成についての論文を調べ、本研究と関係ある論文を読みコピーして持ち帰りしました。「初任専科教員の英語音声指導の変容」、「小学校教員養成課程学生に対するフォニックス指導の効果」などの論文はとても参考になり、現在は中国の上海現地調査で入手したデータと比較し、小学校の英語教員養成に関して論文を作成中です。上海の小中学校の英語教員研修や養成についても、これからオンラインでの研究に切り替えて、現地の協力学校と教員に連絡し合い、オンラインでもデータ収集ができるよう連携する予定です。
共同研究者は、英語教育指導法教育学について2本の論文を掲載し、国際学会での発表も2回しました。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
中国のゼロコロナ政策の影響で、上海への現地調査が極めて困難であり、さらにロックダウンも実施されているので、本研究課題の進捗が遅れています。
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今後の研究の推進方策 |
①上海の小中学校の英語教員研修や養成についても、これからオンラインでも行うことができるような環境整備に切り替えて、現地の協力学校や教員と連絡し合え、オンラインでもデータ収集ができるよう連携していこうと考えています。 ②日本の大学、特に教育大学や外国語大学における英語教育と教員養成の焦点に当て、現場調査を行い、データ収集をします。 ③論文を作成、学会や学会誌に投稿や発表します。
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次年度使用額が生じた理由 |
今年までコロナで使われてない現地調査の旅費や人件費、謝金、または機材費は、今年度から中国のゼロコロナ解除により上海への調査が行われるようになったら、予定した費用が大いに発生するので。
また今年度暫くのオンライン調査でも謝金も現場撮影の機材は支払わないといけないから。
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