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2023 年度 研究成果報告書

タスク開発とタスク教材のデータベース化

研究課題

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研究課題/領域番号 19K00782
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分02100:外国語教育関連
研究機関函館工業高等専門学校

研究代表者

臼田 悦之  函館工業高等専門学校, 一般系, 教授 (00413708)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワードタスク / タスク開発 / タスク遂行データ / 音声データ / 文字起こし
研究成果の概要

本研究では、理解型、発信型などのタスク開発を行う過程で次の点で成果を上げた。1)理解型のリーディング・タスクは学習者の読む動機づけを高めることがわかった。2)発信型である意思決定タスクのデザイン方法として活動の完了と結果をパターン化することでより取り組みやすいタスクになる。3)英語話者によるタスク遂行データ(音声録音と文字起こし)を収集し、言語的特徴の分析を行うことでタスク遂行中によく使われる定型表現が浮かび上がり、ポスト・タスクでの活用につなげられる。また、中高の学習指導要領に出てくる言語形式も使われており、タスク遂行データを活用することで定着に繋げる可能性を示唆した。

自由記述の分野

英語教育

研究成果の学術的意義や社会的意義

新学習指導要領で育む資質・能力は「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力など」「学びに向かう力、人間性など」であるが、タスクに基づく言語指導であるTask-Based Language Teaching の考え方と非常に親和性があることから、タスク開発やそのデザイン方法などが広まることは意義があると考える。
本研究では、理解型と発信型のタスクを開発し、英語話者によるタスクを遂行のパフォーマンス・データを収集し分析した。そのデータの活用方法を、作成したタスクと共に学会等で発表してきたことは社会的意義があると考える。今後も、様々な機会を利用して本研究の成果を発表し、更に発展させていきたい。

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公開日: 2025-01-30  

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