専門分野授業を英語で行う内容言語統合型学習(CLIL)/英語媒体の授業(English Medium Instruction)において、教師が単に講義を英語で行うだけではなく、学習者に英語を発信させる機会を多く設けることが必要である。その際、日本人学習者が発表者になる場合も聴者になる場合にも言語サポートが必須となり、そのポイントとなるのが、低頻度語やイディオムを平易な言葉で表現するパラフレーズのスキル、ビジュアル情報を使って即興で発表をするスキル、内容をインプットする際に語と語の慣用的つながりであるコロケーションを判別しリユースするスキルが重要であることがわかった。
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