研究成果の概要 |
(1) 2019年の交流実践により,「動画をベースとした非同期型コミュニケーション」によるオンライン異文化交流が, 「やりとり」能力がA1からA2レベルの日本人学習者にとって有効な英語使用機会となり, 英語に対する苦手意識の克服と,学習意欲, 英語でのWTC,異文化交流に対する積極性等の向上に寄与しうることを確認した。 (2) ビデオ会議の普及を受け, 「同期型」の交流に関する知見も蓄積し, 非同期・同期を含めた交流のオプションを整理すべく, 2020年度に同期型「交流」実践を試みた。想定していた言語不安などの要因に加え, 話者交替の文化差も留意すべき重要要因であることが示唆された。
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