研究課題/領域番号 |
19K00866
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研究機関 | 名古屋外国語大学 |
研究代表者 |
佐藤 一嘉 名古屋外国語大学, 外国語学部, 教授 (40329868)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 教師教育 / 小学校英語 / 教師のbeliefs / タスクに基づく外国語教授法 |
研究実績の概要 |
この研究の目的は、大学で2年間児童英語教授法の指導を受けた学生(5名)が、小学校の新任教師として大学で学んだ指導法を応用し、どのように英語指導をするのか、そして、小学校の英語教育を発展させるために、どのような課題に遭遇するのかを明らかにすることである。
対象教員5名のうち、2019年度末に1名が退職したため、対象者は4名(横浜市1名、静岡県1名、岐阜県2名)になった。10月に1名(岐阜県)、11月に1名(横浜市)、12月に1名(岐阜県)の英語の授業を見学し、その後、電話でインタビューを実施した。しかしながら、他の1名(静岡県)とは日程が合わず調査ができなかった。2021年3月に再度、授業見学とインタビュー調査の依頼をし、実施の予定であったが、新型コロナウイルス感染が広がり、授業見学は中止になった。3月末に、5名の対象者と電話でインタビューを実施することができた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイルス感染拡大のため、年2回予定していた授業見学が1回しかできなかった。
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今後の研究の推進方策 |
9月以降、ワクチン接種が拡大し状況が好転したら、対象者と連絡を取り、それぞれの勤務先の校長宛に依頼書を送って、授業見学の予定を立てたい。以下、今後の予定である。
9月から10月:対象教員に連絡をする。依頼書を送る。 10月から12月:1回目の授業見学およびインタビュー 2月から3月:2回目の授業見学およびインタビュー
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次年度使用額が生じた理由 |
2020年8月にオランダで開催される予定であった第19回応用言語学国際研究集会 (The 19th World Congress of Applied Linguistics)が2021年8月に延期されたため、旅費の未使用が生じた。2021年8月もオンラインでの開催となるので、2022年に他の国際研究集会に参加することを検討する。
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