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2023 年度 実績報告書

熟達英語教員が見出す中高と大学の英語教育の実践知の共通性と差異性

研究課題

研究課題/領域番号 19K00870
研究機関西南学院大学

研究代表者

横溝 紳一郎  西南学院大学, 外国語学部, 教授 (60220563)

研究分担者 田尻 悟郎  関西大学, 外国語学部, 教授 (30454599)
久保野 雅史  神奈川大学, 外国語学部, 教授 (50251070)
柳瀬 陽介  京都大学, 国際高等教育院, 教授 (70239820)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード人間形成 / 外国語教育 / 熟達教師
研究実績の概要

本研究の当初の目的は、「中学校や高等学校での優れた教育実践を経て大学で英語を教えるようになった熟達教師が、両教育課程での英語教育の実践知にどのような共通性と差異性を見出しているのか」を明らかにすることであった。しかしながら、新型コロナウィルス感染症の影響で、(a)研究分担者A・Bによる英語教育実践の多くがオンライン授業になり、その結果、大学生とのやり取りも非常に限定したものとなってしまったこと、そして(b)実践観察と再生刺激法を含む聞き取り調査や、研究メンバーが全員集い共通性と差異性についてまとめることが困難であったことなどが原因で、調査対象の熟達教師を研究分担者Aに限定し、研究代表者と研究分担者BとCが共同分析を行うという形式へと変更した。
令和4年度に研究期間を1年延長し、研究代表者/研究分担者3名のオンライン会議を10回行い、令和4年8月20日に公開シンポジウム「人を育てる英語教育」(於西南学院大学)を対面形式で開催し、それまでの研究成果を公開した。その後、それまでの調査をさらに拡大・深化させるために、研究期間の1年延長(再延長)をし、その成果を、令和5年8月26日のシンポジウム(於神奈川大学)、および令和6年3月23日のシンポジウム(於TKP大阪本町カンファレンスセンター)で公開した。
5年間の研究の結果、「研究分担者Aによる英語教育実践と教育理念は、『a.個人としての自己肯定感を育てること』『b.社会的スキルを育てること』『c.教室の外で活きる力を育てること』の3つの目的に集約される」ことが明らかになった。
本研究の成果を書籍の出版(仮題『人を育てる外国語教育』)へとつなげるために、研究代表者と研究分担者A・B・Cが、それぞれの担当部分を執筆中である。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2024 2023

すべて 学会発表 (3件) (うち国際学会 3件、 招待講演 3件) 図書 (1件)

  • [学会発表] やってみよう、授業改善!-持続可能な教師の成長をめざして-2024

    • 著者名/発表者名
      横溝紳一郎
    • 学会等名
      JFマドリード・欧州6拠点共催 第13回日本語教育オンライン講演会
    • 国際学会 / 招待講演
  • [学会発表] やってみよう、授業改善!-持続可能な教師の成長をめざして-2024

    • 著者名/発表者名
      横溝紳一郎
    • 学会等名
      タイ日本語教育研究会第36回年次セミナー
    • 国際学会 / 招待講演
  • [学会発表] やってみよう、授業改善!2023

    • 著者名/発表者名
      横溝紳一郎
    • 学会等名
      第26回CJCC日本語教師研修会(カンボジア)
    • 国際学会 / 招待講演
  • [図書] 今すぐ役立つ! 日本語授業 教案の作り方2024

    • 著者名/発表者名
      横溝紳一郎・坂本正
    • 総ページ数
      178
    • 出版者
      アルク

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公開日: 2024-12-25  

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