研究課題/領域番号 |
19K00924
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
|
研究機関 | ヤマザキ動物看護大学 |
研究代表者 |
大橋 由紀子 ヤマザキ動物看護大学, 動物看護学部, 准教授 (40589793)
|
研究分担者 |
投野 由紀夫 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (10211393)
片桐 徳昭 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (60734829)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
キーワード | corpus / applied linguistics / language education |
研究成果の概要 |
初年度ではClassroom Corpus Taggerを構築し、公開した。次年度はCEFR-J wordlistに準じた自動語彙分析ツール、Vocabulary Analyzer Based on CEFR-J Wordlist for Self-Reflectionを開発、一般公開した。CCTにより構築されたコーパスは、VACSRにより自動的にCEFR-Jに準じた語彙レベル分析を可能にした。授業コーパスを構築することにより、授業内のどのような活動がcan-doと関連があり、学習効果に繋がるのかを発見しやすくなるため、語彙レベルでのreflectionを可能にする手段が提供された。
|
自由記述の分野 |
teacher education
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コーパスからみられる傾向を実際の授業と照合した研究には、大規模な授業コーパス構築を要することから、コーパス構築における課題である「タグ付与」の簡略化は必須である。本研究ではタグ付与自動化の一歩としてClassroom Corpus Tagger (CCT)を公開した。これにより、発話者タグと言語タグの自動付与が可能となり、コーパス構築の大幅な簡略化が実現した。更にCEFR-J wordlistに準拠した語彙レベル判定が自動化されるツール、VACSRを続けて開発、公開した。これらのツールにより、授業コーパス構築を要する研究に貢献できたと考える。
|