研究課題/領域番号 |
19K00928
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
D・G Coulson 立命館大学, 言語教育情報研究科, 教授 (50341988)
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研究分担者 |
デービス マイケル 立命館大学, 文学部, 教授 (50613197)
Datta Shammi 岡山理科大学, 教育学部, 教授 (20795984)
井藤 眞由美 関西学院大学, 教職教育研究センター, 教授 (20908024)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | Education / IB education / Reform / Teacher Identity / Qualitative Interviews / State schools |
研究成果の概要 |
日本は従来の英語教育から国際バカロレアを日本の教育モデルに融合させハイブリッドモデルへと移行しつつある。今回の科研4年間で本研究の重要な目的は、特に日本、更にはアジア太平洋地域における国際バカロレアの現在の発展段階を明らかにすることであった。日本の生徒達に高次思考力を身につけさせるために、新しい教育学的方法が必要である。そのための一つの方法として、国際バカロレアシラバスの教育学的フレームワークに注目した。この科研プロジェクトの途中で出版された本には日本に関する章が多く含まれている。その結果、伝統的な学校で働く教師がどのように教育的実践を変化させることができるのかがこの研究の重要な焦点となった。
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自由記述の分野 |
Applied Linguistics
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
伝統的な教育モデルは、過去から学んだことを維持するために重要な役割を果たすが、より高次の思考で補完する必要がある。批判的な反応で、学習者が学んだことに疑問を抱くことを可能にする。2021年度、文部科学省はカリキュラムを改訂した。英語での対話力、仲間との意見交換力を養うことを目標とするようになった。IBシラバスに代表されるようなスキルへの根本的な転換が求められているのである。そこで、新しいカリキュラムの要求に教師がどのように対応するかが重要な課題となった。その結果、十分な時間とトレーニング、そしてこのプロセスの難しさを理解することが不可欠であることがわかった。
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