研究課題
基盤研究(C)
本研究では、『河北新報』や『山形新聞』という地方新聞のほか、国会図書館に所蔵されている資料などを調査して、昭和戦前期に進められた災害復興や東北振興の経緯を明らかにした。新型コロナウイルス感染症が流行したことで、研究活動が大きく制約された。そのため、想定していた活動のほかに、自治体史編纂におけるデータ管理方法についての報告や、大学史編纂に使用した個人資料についての紹介などにも取り組んだ。
日本史
本研究では、昭和戦前期に発行された『山形新聞』などを調査して、重要記事をピックアップしてデータベースを作成した。データベースを作成したことで、全体的な状況を把握するとともに、検索などの作業を効率的に実施できるよう環境を整備した。また遠方への調査が制限された状況において、これまで実施してきたデータ管理方法に関する報告や、大学史編集に関する個人資料の紹介などを執筆することで、歴史書を編纂するための諸作業や、それらに伴う資料管理の在り方について提言した。