研究課題/領域番号 |
19K01049
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
渡邊 竜太 東北大学, 国際文化研究科, GSICSフェロー (40596524)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
|
キーワード | 西洋現代史 / 東欧現代史 / チェコスロヴァキア現代史 |
研究実績の概要 |
2022年中に研究代表者の家族が末期癌と診断され、後に死去した。 これに伴う介護、葬祭、諸手続き、整理等のため、2022年度はほぼ全期間にわたり研究活動を離れなばならなかった。従って、研究の成果を記すことはできない。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
上記の理由のため、2022年度は研究活動を行うことができなかった。
|
今後の研究の推進方策 |
現在、研究の再開に向けて、これまでに収集した史料や作成したノートの整理、新たな史料の調査・収集を行っている。 戦間期チェコスロヴァキアにおける市町村公有林の実態、共和国成立後の立法によるその改革、西部ヘプ市とその市有林の歴史などについて、入手した史料を基に明らかにし、成果の発表を目指す。 構想中の構成は以下のようである。1 序論、2 戦間期チェコスロヴァキアにおける市町村公有林(一般)a チェコスロヴァキアの森林における市町村公有林の位置、b 共和国成立後の諸改革と市町村公有林(i)土地改革(ii)市町村有財産改革、3 市町村公有林の具体的事例の検討―ヘプ市の場合― a ヘプ市の森林所有、b 市有林をめぐる公共性、c 国境を越える市有林と地域を主体とした国際関係、4 結論。
|
次年度使用額が生じた理由 |
上述の通り、2022年度は、長期にわたり研究活動を離れなばならなかったため、研究費の支出が予定を下回った。 残額は、史・資料の購入、史料収集や学会出席等にかかる旅費等として使用する予定である。
|