研究課題/領域番号 |
19K01051
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
池田 嘉郎 東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 准教授 (80449420)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | ロシア史 / ソ連史 / 医療 / 身体 / ナショナリズム / 帝国 / 第一次世界大戦 |
研究実績の概要 |
初年度にあたる今年は、基本的な文献・史料の購入を中心的に進めた。 6月、フランスからジョルジュ・ミンク、カナダからアンドリー・クラフチュークを招聘し、研究上の意見交換を行なった。 以下の論文を発表した。Ёсиро Икэда. "Воспоминания Н. И. Астрова о смерти братьев в Гражданской войне" в сб.: Эпоха революций и гражданской войны в России: проблемы истории и историографии. СПб., 2019. С. 354-370(池田嘉郎「内戦における兄弟の死に関するエヌ・イ・アストロフの回想」、『ロシアにおける革命と内戦の時代:歴史と歴史叙述の問題』、サンクトペテルブルグ、2019年、354-370頁). また、沼野充義・望月哲男・池田嘉郎編『ロシア文化事典』(丸善出版、2019年)を刊行したが、そこでも本科研の研究成果を活かした。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
コロナ禍のために出張ができなくなったが、その分国内での研究を進めた。
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今後の研究の推進方策 |
コロナ禍の展開次第であるが、ロシア・アメリカへの出張、史料調査が可能になった時点で、出張を行なう。同様に、アメリカでの学会報告が可能になれば、11月のスラヴ・東欧・ユーラシア学会(ASEEES、ワシントンDC)で報告を行なう。
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