• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

12~15世紀の中国陶磁器の流通と消費に関する調査研究ー中国内外の比較研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K01105
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分03050:考古学関連
研究機関公益財団法人出光美術館

研究代表者

徳留 大輔  公益財団法人出光美術館, その他部局等, 学芸員 (10751307)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード中国陶磁器 / 南方産陶磁器 / 流通 / 消費 / 受容 / 伝世品
研究成果の概要

景徳鎮窯、龍泉窯等の中国南方産陶磁器は、中国国内外に広く流通している。一方で中国国内では北宋代以降、南北各地で陶磁生産が活発化し、それらの陶磁器も流通していた。このため中国南方産陶磁器は中国国内と国外とで、流通・受容のあり方が異なることが予想される。先行研究では、中国国内と諸外国等におけるそれらの流通・受容の様相を比較した研究は多くはない。そこで、本研究では、12世紀から15世紀、中国南方産陶磁器の中国東北部や華北地域の墓地・集落・沈没船・港湾遺跡出土資料を集成し、その動向を整理し、特徴を明らかにした。またその後の伝世のあり方の比較を行うため、江戸時代の中国陶磁器の受容の特色を明らかにした。

自由記述の分野

東洋陶磁史、考古学

研究成果の学術的意義や社会的意義

世界各地に流通する中国陶磁器に関して、その流通状況と中国国内外での流通と受容のあり方に、時代・地域による差異があることを明らかにした。とくに磁器を生産した地域と異なる国・地域での流通・受容に違いがあること、また後世に中国陶磁器が伝世し用いられる場合でも、各社会・文化でそれらの陶磁器の位置づけが種類や器種により異なることを明らかにした。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi