研究課題/領域番号 |
19K01237
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分04030:文化人類学および民俗学関連
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研究機関 | 北九州市立大学 (2022-2023) 総合地球環境学研究所 (2019-2021) |
研究代表者 |
中原 聖乃 北九州市立大学, 地域共生教育センター, 特任教員 (00570053)
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研究分担者 |
渡邉 英徳 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (00514085)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | マーシャル諸島 / 核実験 / 環境問題 / 語り / アーカイブ |
研究成果の概要 |
マーシャル諸島の核実験をはじめ、温暖化、日本統治、太平洋戦争といったトピックについての情報を「マーシャル諸島デジタルアーカイブ」としてインターネット上に構築した。インタビューやフィールドワークを実施して情報を収集したが、マーシャル諸島に存在する米国の公文書や写真なども、アーカイブにアップロードした。対面および遠隔でインタビューやフィールドワークの手法についての勉強会や白黒写真のカラー化ワークショップを開催した。
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自由記述の分野 |
文化人類学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
このアーカイブは今後も継続して更新が行われる予定である。これまで、マーシャル諸島には、一般の人が気軽にオンライン上で見ることのできる核実験に関するアーカイブはなかったが、すでに本アーカイブの制作にかかわった若者の親族をはじめ一般の人からの関心も高い。また、マーシャル諸島の教育機関などから活用したいとの声もある。これらのことから今後は、ローカルに浸透しつつ、教育機関や博物館を通じてパブリックに普及していく可能性もある。
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