本研究課題では、第四次産業革命等の急速な変化により、情報社会において新たに保護すべき価値を生じるに至った種々の「法益」(権利よりも広い概念を想定している)の保護に焦点をあてて、韓国や中国の研究者・実務家らを交えた国際共同研究を行った。 2019年度・2021年度には、両国の研究者・実務家らを招いて、国内他機関の研究者・実務家らとともに国際シンポジウムを開催し、研究成果の社会的還元をした。また個人としても、特に国際知的財産法の理論研究に重きを置いて諸文献を渉猟・精査し、関連する学会や研究会での報告や、研究論文の公表を行った。
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