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2021 年度 研究成果報告書

民事紛争の解決の利益と費用負担に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19K01364
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分05060:民事法学関連
研究機関東京工業大学

研究代表者

金子 宏直  東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 准教授 (00293077)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード民事訴訟費用 / 裁判を受ける権利 / 裁判所書記官
研究成果の概要

民事裁判を利用する際に必要になる民事訴訟費用に関しては,手数料の高額科を避けるための改革などが行われてきた。改革の一つとして最終的に当事者が負担する訴訟費用額の確定手続を裁判官から裁判所書記官の権限になった。新しい様々な民事紛争が現れるにつれて,紛争で問題になっている経済的な利益の算定は計算のみにとどまらず,実質的な判断が必要になる場合もある。そのため,裁判所書記官の判断の基準をより明確にしていく必要がある。また,手数料算定基準の合理性について,特定の紛争類型において再検討が必要であることを考察した。

自由記述の分野

民事訴訟法

研究成果の学術的意義や社会的意義

民事裁判を利用する際に必要になる民事訴訟費用の負担は,憲法32条の定める国民が裁判を受ける権利の保障にも関係する。そのため,裁判に必要になる費用の負担は適切で公平になるように,法制度上も実務の運用上も常に検討が必要になる。そこで,新たな紛争で問題になる経済的利益の考え方や,司法改革の一環として裁判所書記官の権限となった訴訟費用額の確定などに必要な基準の検討等を行った。

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公開日: 2023-01-30  

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