研究課題
基盤研究(C)
本研究は、i)権利証明、ii)海賊版検知、iii)ライセンスの前提となる権利情報DBの構築、iv)コンテンツ利用許諾と使用料の徴収・配分という4つの場面を想定し、諸外国におけるブロックチェーン技術のコンテンツ分野における活用状況および法的課題や立法状況を横断的に検討することで、日本のコンテンツ流通の円滑化に一定の示唆を提供しようとするものである。
知的財産法
ブロックチェーン技術を用いて知的財産をマネジメントすることに関する知的財産法上の課題を検討している学術研究が少ない中、新しい技術の登場がどのような法的問題をもたらすか、それら課題にどのように対応すべきかを、知的財産法・契約法・準拠法の側面で横断的に検討する事は重要であり、そこに本研究の学術的な意義がある。