都道府県域で設立されている町村議会の連合体「議長会」が所蔵する未公開資料群の調査を行い、記録が非常に残りづらい議長会長の政務活動や議長会としての多議長会間の連携や全国議長会、地方六団体全体への波及過程等について、明らかにした。 研究期間中の新型コロナウイルス感染症の蔓延により、当初予定していた多数の未公開・原資料の収集はできなかったが、今後、どのような資料を収集し、また、残すべきかは概ね把握できた。また、資料収集に代えて現在問題となっている「議員のなり手」問題に関する当事者へのビデオインタビューを行い、議長会長の政務活動や議長会間の連携などを明らかにした。
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