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2021 年度 実施状況報告書

学習とマッチングの行動ゲーム理論分析

研究課題

研究課題/領域番号 19K01546
研究機関神戸大学

研究代表者

宮川 栄一  神戸大学, 経済学研究科, 教授 (10467673)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワードゲーム理論
研究実績の概要

経済学において中心的役割を占める最適化問題を一般的に解くための非線形計画法に関する論文を出版した(「制約付き最大化の解法と厳密性」『国民経済雑誌』第225巻第3号pp31ー51)。経済学における非線形計画法の解説は、細かい仮定を度外視して解き方に集中する入門書タイプと、定理の数学的内容に集中して、定理の使い方には細かく触れない数学書タイプに2極化しているため、そのギャップを埋めるべく、技術的な仮定に注意を払いながら厳密に最大化問題を解く具体的な方法を詳細に記述したものである。クーンタッカー(KKT)定理ではなく、フリッツ・ジョン定理を中心に据える方法を提唱している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

意義のある出版ができており、行動ゲーム理論のモデルもいくつか出来つつあるので、進捗としては特に問題ないと考えている。

今後の研究の推進方策

以前から検討しているモデルについては引き続き検討を続けていきながら、他のモデルについても適宜検討し、生産性・成功率が高いと考えられる方向を柔軟に選択していく。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] 制約付き最大化の解法と厳密性2022

    • 著者名/発表者名
      宮川栄一
    • 雑誌名

      国民経済雑誌

      巻: 225 ページ: 31-51

    • オープンアクセス

URL: 

公開日: 2022-12-28  

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