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2023 年度 実施状況報告書

批判的実在論のマルクス経済学への適用可能性

研究課題

研究課題/領域番号 19K01572
研究機関香川大学

研究代表者

沖 公祐  香川大学, 経済学部, 教授 (60361581)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2025-03-31
キーワードマルクス経済学 / 批判的実在論 / 経済学方法論
研究実績の概要

本研究は、西欧マルクス派による批判的実在論を巡る論争を検討するとともに、それによって、マルクス経済学の原理論研究に新たな方法論的枠組みを提起することを目的としている。
この研究目的を達成するために、(1)日本のマルクス経済学が抱えている問題の洗い出しを行う、(2)西欧のマルクス派における批判的実在論に関する諸研究の検討を行う、(3)批判的実在論の検討を踏まえて日本のマルクス経済学の直面している課題を解決するための方向性を探る、という三段階で研究を進める計画である。
最終年度となる本年度は、昨年度までの(1)と(2)について研究を踏まえ、(3)へと進む予定であったが、新型コロナウイルス流行の影響で、国内外で行う予定であった文献収集・学会報告ができなかった。そのため、期間延長を申請し、翌年度に(3)についての研究を行うこととした。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

新型コロナウイルス流行の影響で国内外での文献収集・学会発表は行えなかったため、研究の進捗が妨げられた。

今後の研究の推進方策

期間延長の最終年度にあたる翌年度はは批判的実在論を踏まえた上でのマルクス経済学の方法論的考察を行う論文をまとめる予定である。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウイルス流行の影響で、出張等が実施できなかったため。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 書評:ピーター・フレイズ『四つの未来』2024

    • 著者名/発表者名
      沖公祐
    • 雑誌名

      週刊読書人

      巻: 3523 ページ: 3-3

URL: 

公開日: 2024-12-25  

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