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2023 年度 研究成果報告書

クープマンスの数理経済学に関する文脈的分析

研究課題

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研究課題/領域番号 19K01574
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分07020:経済学説および経済思想関連
研究機関東京大学 (2021-2023)
東京都立大学 (2019-2020)

研究代表者

高見 典和  東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (60708494)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード経済学史 / 数理経済学 / アメリカ史
研究成果の概要

本研究は、経済学が現在のように高度に数理化される直接の出発点となった20世紀半ばに焦点を当て、どのような歴史的プロセスによってこの数理化が展開していったかを後づけることを目的としている。複合的な要因があったことが分かり、大恐慌や第二次世界大戦によって、民間財団が経済学に関心を強めた一方で、ヨーロッパに分散していた学者がアメリカに移住し、研究交流が活発になったことが大きな要因であったことが指摘できる。

自由記述の分野

経済学史

研究成果の学術的意義や社会的意義

従来の経済学史研究では、20世紀半ば以降の展開が十分に議論されてこなかったため、なぜ、そしてどのように経済学が現在の姿に至ったのかについて適切に理解されてこなかった。本研究は、この隔たりを埋め、20世紀前半までの経済学とそれ以降をより連続的に捉える上で意義があると言える。また、現代の経済学を過去からの連続的な発展のもとで捉えることによって、経済学という学問の意義や限界について考える上で新たな視点を投げかけることになる。

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公開日: 2025-01-30  

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