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2023 年度 研究成果報告書

建設業におけるイノベーション

研究課題

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研究課題/領域番号 19K01610
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分07040:経済政策関連
研究機関共立女子大学 (2020-2023)
秀明大学 (2019)

研究代表者

荒井 弘毅  共立女子大学, ビジネス学部, 教授 (30362594)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード建設業 / イノベーション
研究成果の概要

本研究の目的は,建設業におけるイノベーションの発生過程とプロセスを明らかにすることである。入札データ,経営事項審査等公開されているデータを計測・整理し,イノベーティブな企業の特徴をデータに基づいて検証し,イノベーション促進のために必要な要因を明らかにした。近年,建設産業では生産性向上が大きな課題となっているが,イノベーションの創出はその鍵となる。産業組織論ではイノベーション研究は理論・実証とも大きな進展が見られており,これを建設業に応用し,必要な課題に対応することを考えた。結果、需要規模の拡大が革新的企業の発生に有意な正の効果を持つこと、特に需要総額と受注件数が重要であることが検証された。

自由記述の分野

産業組織論

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、日本の公共調達データを用いて、イノベーションが需要と強く有意に関連し、入札総額と入札件数で説明できることを、固定効果モデルで実証した。第一に、個々の企業の行動から一定の要因を特定することができた。これまで、エビデンスに基づくイノベーションに着目した建設マネジメントの研究はほとんど行われていない。第二に、様々なアプローチの利点と弱点を理解し、現象を統合的に理解し、より高いレベルで統合するために、イノベーション研究における新しいモデリングを用いた実証研究を行った。実際の集計データを活用し、整理する道筋を作った。これにより、イノベーションにおける調達側の重要性を再認識することができた。

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公開日: 2025-01-30  

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