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2022 年度 研究成果報告書

南アジア地域における外資系企業が及ぼすスピルオーバー効果についての実証研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19K01664
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分07040:経済政策関連
研究機関立命館大学

研究代表者

稲葉 和夫  立命館大学, 経済学部, 教授 (70117000)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード直接投資 / 南アジア / パネルデータ / スピルオーバー効果 / 産業連関表
研究成果の概要

本研究では、発展途上国に進出している外資系企業がもたらすピルオーバー効果について、南アジア、とりわけバングラデシュに焦点をあて、ASEAN諸国、中央アジア諸国との比較を試みた。実証分析に利用した主なデータは、2009-2013年の世界銀行提供の各国のビジネスサーベイ、およびADB提供の各国産業連関表である。
主な分析結果として、バングラデシュでは水平的効果が表れたのに対して、ASEAN、特にベトナムでは垂直的効果のうち後方連関効果が強く作用し、中央アジア諸国ではいかなる効果も見いだせなかった。

自由記述の分野

経済統計学

研究成果の学術的意義や社会的意義

研究成果は、国際会議、および海外のワークショップで報告を行い、国内外での学術雑誌4編(内3編は査読付き)、書籍の1つの章として公刊している。
ASEAN諸国を除く、南アジア、中央アジアなどのアジア諸国では、当該地域における外資系企業の事業活動が緒についたばかりで、今後の経済成長が期待できる地域でもある。事業活動の効果を実証的に把握することは、これからの日本企業の当該地域への進出、事業活動のあり様にも一定の意味を持つものと考えられる。

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公開日: 2024-01-30  

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