研究成果の概要 |
Helpman, Melitz, and Yeaple (2004) をベースに輸出とFDIを企業の選択の問題として明示的に考慮したAGEモデルを開発することが本研究の目的であったが、2つの深刻な問題に直面し一方への対応策を見出すに留まった。複数の産業部門が規模に関して収穫逓増を示す技術を持つ状況を想定した場合に均衡解が得られないケースが頻発する問題である。Balistreri and Rutherford (2013) が提案する対策アルゴリズムを一連の収束計算としてプログラムすることにより、我々が利用中のアプリケーションでも実行可能であることを発見した。
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