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2024 年度 研究成果報告書

新興国における債務の規模と構成:金融危機の連鎖を避けるために

研究課題

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研究課題/領域番号 19K01753
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分07060:金融およびファイナンス関連
研究機関大阪学院大学 (2024)
金沢大学 (2019-2023)

研究代表者

塩谷 雅弘  大阪学院大学, 経済学部, 教授 (70340867)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2025-03-31
キーワード債務 / 金融危機 / 金融緩和政策 / 資本移動 / 新興市場国 / グローバル金融循環 / 部門
研究成果の概要

グローバル金融危機後の世界の債務拡大の特徴は国間でばらついており、新興東アジアでは家計、新興欧州や中南米では政府の債務の拡大が目立つ。債務の拡大は、危機後の金融緩和政策が影響しており、どの部門の債務がどの程度増加するかは、流入国の事情と投資家の事情によって決まる。そして、債務の増加は、グローバル金融ショックの国内経済への感応度に影響を与え、主にグローバルな株価と金利の変化を通じている。これらを踏まえると、新たな危機を避けるための政策として、債務の状況、グローバルな金利変動と株価変動をモニタリングすること、そして、必要に応じて、資本規制やマクロプルーデンス規制を強化することである。

自由記述の分野

金融、国際金融、開発経済学

研究成果の学術的意義や社会的意義

債務の重要な特徴は、誰が誰からどんな形態でどの程度借りたものかである。本研究はこの債務の特徴に注目し、債務の重要な特徴の決定要因とその国内マクロ経済への影響を明らかにしている。特に、金融マクロ連関をグローバルな視点から実証的に検討することにより、債務の拡大が、国内経済のグローバルなショックに対する対応力に影響する実証結果が示されたことは興味深い。ここで得られた知見は、金融危機、危機後の金融緩和、債務の拡大、そして新たな危機といった「金融危機の連鎖」のメカニズムの解明に貢献し、政策的な検討を通じて、実社会において金融危機に続く新たな金融危機の発生の阻止に貢献することが期待される。

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公開日: 2026-01-16  

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