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2021 年度 実施状況報告書

持続可能な社会づくりに向けたクラフトの企業家活動およびローカルな企業間協働

研究課題

研究課題/領域番号 19K01826
研究機関徳山大学

研究代表者

大田 康博  徳山大学, 経済学部, 教授 (90299321)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード持続可能性 / クラフト / 繊維産業 / 中小企業
研究実績の概要

クラフトにおけるローカルな協働を調査するため、クラフト繊維産業への地域支援が比較的活発な筑後および山梨でのフィールドワークを行った。それぞれの産地が得意とする製品や生産技術の特性、各企業家の事業方針、そして地域の専門家や地方自治体の関わり方に違いがみられた。
また、クラフトと持続可能性との関連に関しては、2021年7月8日、37th European Group for Organization Studies Colloquium(オンライン)にて、これまでの研究成果を「Sustainable entrepreneurship in the contemporary craft industry: New organizational practices at a Japanese natural dyeing studio」という論題で報告した。本研究に関する貴重なコメントが得られただけでなく、世界各国の組織論研究者による研究成果が共有され、活発な議論が行われた。本研究に関しては、クラフトが抱える問題に関する調査結果への関心が特に高かった。
以上の活動で得られた知見は、国際的な視点から、クラフトやローカルな協働の多様性を理解する上で重要なものであった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

2021年度は、フィールドワークを比較的自由に行うことができ、研究成果の発表も行ったため、1年分の成果としては期待以上のものであったが、2020年度に行うべきフィールドワークまでできたわけではなかったため。。

今後の研究の推進方策

2021年度と同様、精力的にフィールドワークを実施しつつ、研究成果のとりまとめを行いたい。

次年度使用額が生じた理由

翌年度分として請求した助成金と会わせ、フィールドワークの実施および研究成果のとりまとめに使用したい。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Sustainable entrepreneurship in the contemporary craft industry: New organizational practices at a Japanese natural dyeing studio2021

    • 著者名/発表者名
      Yasuhiro OTA
    • 学会等名
      37th European Group for Organization Studies Colloquium
    • 国際学会

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公開日: 2022-12-28  

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